フィリピンソフトウェア産業概要
フィリピンソフトウェア産業の歴史・沿革 ::
1970年代: 1974年、 マニラ電力会社(MERALCO)の情報処理部門がスピンオフし、CIS社が設立されました。CIS社は当時、データベース、データ通信、マイクロフィルミングなどの技術を導入しました。
1980年代: CIS は、フィリピンからオフショアソフトウェア開発サービスの提供を始めた先駆者的企業の1社で、今日のフィリピンソフトウェア産業界のリーダーたちの多くがCIS出身者です。
1988年: フィリピン資本のソフトウェア企業10社により、フィリピンソフトウェア産業協会(PSIA: Philippine Software Industry Association)が設立されました。
1990年代: フィリピン国内のソフトウェア企業による海外企業との取引が増えて業界も成長。 1990年代半ばから2002年にかけて、フィリピンソフトウェア産業界では、投資面、雇用面で過去にない大きな成長を果たしました。
2000年代 : 2003年にかけてIT産業は世界的に不調に陥りましたが、グローバル化のチャレンジとビジネスチャンスの中で、PSIA会員企業数は毎年10%以上ずつ増えてきました。
ソフトウェア開発業界概要 ::
フィ リピンのソフトウェア企業は、20年以上にわたりオフショアでの受託ソフトウェア開発サービスを提供してきました。主な輸出先はアメリカ、日本、ヨーロッ パです。 2008年現在、ソフトウェア業界には約400社の企業があり、 Java, C#, VB, .NET, Ruby, C/C++, SQL データベース管理, 組込みソフト開発、モバイル・ワイヤレスシステム開発などのほか、COBOLやRPG/400 等レガシー系の技術スキルをもった技術者が約35,000人働いています。

現在、フィリピンの企業が提供しているオフショアサービスは、主に以下の2つのカテゴリーに分類できます:
アプリケーション開発及び保守 (Applications Development & Maintenance)
• 技術コンサルティング及び業務分析 (Technical Consulting/ Business Analysis)
• アプリケーション開発及び導入 (Application Development & Deployment)
• パッケージ導入 (Package Implementation)
• アプリケーションのコンバージョンと統合 (Application Conversion & Integration)
• アプリケーションの保守・サポート (Application Maintenance & Support)
情報システム運用管理 (IT Operations Management)
• サービスデスク (Service Desk)
• 保守 (Maintenance)
• 資産管理 (Asset Management)
• 遠隔ネットワーク (Remote Network)
フィリピンがお客様に提供するバリュー(価値) (Our Value Proposition) ::
スキル (Available Skills) :• 技術スキルセットをもった人材ならびにビジネス・経営管理スキルをもった人材
• 優秀な職業倫理と学習能力・意欲
• 世界第3位の英語人口
• 比較的低い離職リスク
• 大学教育を受けた労働力の豊富さ
• 大学在籍者数は大半のヨーロッパ諸国よりも多い
• IT関連卒業正数 年間37, 600人
事業環境 (Favorable Environment):
米国の調査会社AT Kearney社によるオフショア・ロケーション調査(2006年)でフィリピンは第1位
AT Kearney 社のロケーション魅力度インデックス :
• コスト構造
• 人件費
• インフラコスト
• 税金及び規制に関るコスト
• 政府支援
• 協力的業界団体
• 投資優遇措置
• インフラ事情
• セキュリティ、知的財産保護、ICT関連法整備
• 技能労働者数で1位
• シニアマネージャー数で3位
• ITプロフェッショナル数で4位
グローバルなお客様企業へのデリバリー実績と成功事例
フィリピンに拠点を置く主要なグローバル企業 :
Accenture (1985), HP (1999), IBM (1937), NEC (1996), Headstrong (1992), RCG (1997), Fujitsu (1993), SVI (1986), AWS (1993) Pointwest (2002), Gurango (2005)
P&G, AIU, Lawson, TrendMicro, Safeway, Shell, Coke, Chevron, Deutsche Knowledge Services, LogicaCMG
Microsoft, Oracle, SAP, Sybase, Sun Microsystems
世界の品質基準の浸透 :
フィリピンのソフトウェア開発企業の13.4%が、下記のいずれかの基準の認定を受けています。これは、インドの11.8%と比較しても高い値となっています。(注)
・CMMI レベル3 から 5
・ISO 9001:2000
・ISO 17799 (BS7799), 20000 (BS 15000/1), 27001:2005
・European Foundation for Quality Management (EFQM)
(注) 出所:XMG BASELINE STUDY INTERNATIONALLY-CERTIFIED SOFTWARE DEVELOPMENT COMPANIES IN THE PHILIPPINES FOR 2006
戦略的立地:
• バーチャルロケーション: ほぼ 24 X 365稼動
• 日本から4時間、時差1時間
• フライトによるアクセス至便(アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国)
• ほとんどの一時滞在者には入国時にビザ発給
• アジアで最も進んだ銀行システムを持つ国の一つ
通信環境も適切に整備されている:
• 携帯電話加入者 4,000万人、固定電話加入数 330万 (2006年)
• 携帯電話網は国土の84%をカバー
• テキストメッセージ王国: フィリピンで送信されるテキストメッセージ(ショートメッセージ:SMS)は毎日3億件に上ります
理想的な生活環境:
• 7,107 の島々からなるフィリピンには、アマンプロやボラカイなど世界有数のビーチリゾートがあります。
• 近代的でワールドクラスの住宅、商業地区、レジャー施設などがあります。
• インターナショナルスクールがあり、海外駐在員の子女の教育面でも心配がありません。(追記:マニラには日本人学校もあります。)
• フィリピンはアジアの中心に位置し、エキゾチックで魅力あふれるアジア各国へのアクセスも便利でリーズナブルです。
• 料理・エンターテイメントも幅が広く、世界各国の料理のレストランをはじめ、クラブ、バーなども非常にたくさんあります。
(出所:Outosource2Philippines社)












